ビューティ情報『急増する帯状疱疹 医師がすすめる発症率半減のワクチン接種』

2019年9月14日 11:00

急増する帯状疱疹 医師がすすめる発症率半減のワクチン接種

免疫力があるうちは問題ないのですが、加齢に加え、ストレスや疲れで免疫力が低下すると、ウイルスが活動を再開して増殖。これが引き金となり帯状疱疹を発症します」

つまり、子どもが最初にかかるのが「水ぼうそう」で、大人になってからなど、その後に発症するのが「帯状疱疹」なのだそう。

「帯状疱疹は50代以降、どんどん患者さんの数は増えていき、80歳までに『3人に1人』がかかるといわれています。ですので、昨今の超高齢社会では当然、多くなります。加えて、’14年に子どもの水ぼうそうワクチンの定期接種化が始まったことで、水ぼうそうの流行が激減したことも理由の1つです。これで、大人が水痘帯状疱疹ウイルスへの免疫力に接する機会も減り、ウイルスへの免疫力も弱くなります。それで、患者数が増えているのだと考えられます」

前出の村田さんが「激痛に見舞われた」という症状については?

「帯状疱疹では、発疹が主に左右どちらかの胸部やおなか、顔、頭部などに、帯状に出ます。最初は違和感や痛みだけで、赤い発疹が出るのは数日後のことが多い。
このタイムラグのせいで、筋肉痛や頭痛と勘違いされ、医師に見落とされることも少なくありません」

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