2020年2月14日 11:00
にんじん・りんごジュースが最適!平熱36.5度を目指す「食習慣」
ただし、氷を入れるのは避けて」(石原先生・以下同)
■水をやみくもに飲まない
「平熱が低くて血流が滞っていると、せっかく飲んだ水も全身にめぐらず、たまるばかり。その水分が体の冷却水となり、さらに体温が低下する悪循環が生まれ、むくみの原因にもなるなど、いいことはありません。量ありきでやみくもに飲むのではなく、飲みたいと感じたとき、汗をかいたときに、必要に応じて飲むようにしましょう」
■塩分をきちんととる
「悪者にされがちな塩分ですが、新陳代謝を高めて体を温めるという大切な働きも。寒い地方の人が塩分の強い保存食を食べた理由も、そのひとつです。塩分をひかえるべき持病がない限り、むやみに塩分を怖がらなくても大丈夫。ただし、適度な汗で塩分をため込まないようにし、精製塩ではなく、ミネラルたっぷりの自然塩を選んで」
■毎日みそ汁を飲む
「温かいスープを飲んで、内側から胃腸を温めるのも効果的。特におすすめなのはみそ汁です。最近の研究で、発酵食品であるみそに含まれる成分では、血圧が上がらないことがわかってきましたし、そもそも野菜や海藻類を入れれば余分な塩分は排出されるので、体を温める塩分の供給源として優秀です。