2020年6月4日 15:50
「WITHコロナ」の時代に向けて実践したい「呼吸筋ストレッチ」
■今すぐ実践!「呼吸筋ストレッチ3」
<肩をすくめてポンッと下ろす>
【1】まっすぐ立って肩の力を抜く
【2】息を吸いながら肩をすくめる
【3】息を吐くと同時にポンッと力を抜いて肩を下ろす。1〜3を3回
<頭を左右に倒し、回す>
【1】頭をゆっくり左右に倒し首のストレッチ
【2】左右交互に、頭をゆっくり回す。1〜2を2回
<両手の先を肩につけ肘を回す>
【1】両手の指先を肩に乗せ、肘を外に向ける
【2】下から肘を持ち上げ、肩をほぐすようにゆっくりと腕を回す。肘はできるだけ高い位置を保って
【3】反対回りも同様に。1〜3を3回行う
「呼吸筋とは呼吸をする際に胸郭の拡大・縮小を行う筋肉のことで、首元からおなかにかけて存在しています。具体的には、横隔膜や内肋間筋、胸鎖乳突筋などのこと。自分では伸び縮みできない肺の動きをよくするためには、この胸郭を広げる呼吸筋の力と柔軟性を保っておくことが大切です」(生島先生・以下同)
とくに現代人の多くは座りっぱなしで運動不足のため、肩や背中、肋骨周辺の筋肉が固まって血流も滞りがち。家事や仕事の合間に「呼吸筋ストレッチ3」で呼吸筋をほぐす習慣をつけよう!
「鼻から息を吸い、口笛を吹くように口をすぼめた形で息を吐き出す『口すぼめ呼吸』もおすすめです。