2020年7月3日 11:00
藤原紀香「しわの一つ一つが魅力的な女性でありたい」
少しの時間でも日々継続できることをして、口角を上げて話して、たくさん笑う。70代の素敵なお姉様から“49歳なんて、まだまだひよっこよ”と言われました(笑)。映画『恋愛適齢期』のダイアン・キートンや『恋愛小説家』のヘレン・ハントのように、年齢を重ねてもしわの一つ一つが魅力的な女性でありたいです」
年齢を受け入れた“美”の追求の一方で、今までもこれからも紀香的内面キーワードは“人間力”。
「人間力が高い人でいられるように努力したいと思っています。人への優しさ、思いやり、誠実さ、愛情深さ、癒し力、そして生きるモチベーションの大きな人が、私にとって人間力が高い人。“あなたといるとなんだか楽しくなるわ”と言われる女性を目指して、まだまだ“人生修行中”です」
まもなく公開される映画『癒しのこころみ〜自分を好きになる方法〜』(7月3日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国公開)では、カリスマセラピストを演じている。
仕事で疲弊して心が折れてしまった主人公を癒し、彼女が一人前のセラピストになるのを見守っていく、まさに“人間力”の高い役だ。「わたしが演じたカレンが『痛みを知った人間は人を癒すことができるのよ』と主人公に伝えるセリフがありますが、それはセラピストだけでなく、俳優もそうですし、どの職業の方にも通じること。