「犬を飼う」「仕事を続ける」医師が実践する認知症の予防習慣
幸せホルモンが出て心の安定にも一役買うそうだ。
■仕事は減らすが、ゼロにはしない
社会的孤立により、認知症のリスクは1.6倍にも高まる。
「人間の脳は、しゃべることで神経細胞が活性化します。アルバイトでもボランティアでもいいので、外に出る機会を増やすと、身なりを整えるなど緊張感が生まれて、これも脳の活性化に一役買います」
■地域での付き合いを増やす
一人暮らしでも地域に溶け込めば社会的孤立を防ぐことができる。
「私も定年後から地域に溶け込もうと料理教室に通っています。趣味のサークル、マンションの総会などを活用しましょう」
3密に注意しながらではあるが、地域の催しに参加することから始めよう。
■マージャン、将棋など頭を使うゲームをする
ゲームも認知症予防の効果に期待ができ、マージャン、オセロ、囲碁、将棋など頭を使うものは特にお勧めという。
「私もこの年になってマージャンを始めました。
思考力や集中力を高めて脳を活性化するほかに、何人かで交流しながら行うことで孤立も防ぎます」
■歌ってのどを鍛える
懐かしい歌を歌って昔を思い出すことは、認知症予防にもつながるという。