「抜かずの名歯科医」が教える日常でできるデンタルケア4
【3】歯磨きは夜・朝1回ずつ
「夜間は唾液が少なくなり、虫歯菌が活発になりやすいです。そのため虫歯菌そのものを少なくするために寝る前の歯磨きは必須。また、寝る前と比べ、起きた後は虫歯菌が30倍になるため、朝の歯磨きも大事です。昼間は歯磨きできない人もいるでしょうから、昼食後にはミュータンス菌の活動を抑えるキシリトールガムがオススメ」
【4】食べる回数を減らす
「ものを食べると、一時的に口内の酸性化が進み、歯が溶けます。一定時間がたつと再石灰化という現象が起きるのですが、食べる回数が増えると、再石灰化する前にまた歯が溶けて虫歯になりやすいのです。甘いものは食後のデザートにとどめて、食べる回数を1日3回までに収めましょう」
岩田さんが教えてくれた日々のメンテナンス法を実践しつつ、歯科医選びには細心の注意を払うようにしよう。
「女性自身」2021年2月2日号 掲載