整体師が指南「1回1分、肩こり撃退するお尻ポンピング体操」
(1)〜(3)の動きをリズミカルに繰り返す。
※足腰に不安がある場合、はじめは机に手をついて行う。机に手をついてまっすぐ立ち、かかとにお尻を落とすイメージで。
「ポイントは、かかとを上げたり、ジャンプするのではなく、かかとに重心を置くことです。横から見たときに、背骨が垂直になるような姿勢で、ひざがつま先より前に出ない程度にお尻をポンポンと下げる動作が、背骨と周辺筋肉を緩める効果をもたらします。立ち姿勢のときに不安を感じる人は、はじめのうちはテーブルや椅子の背などに手をつきながらでも大丈夫です」
つま先に体重が乗ると倒れやすくなり安定しないので、かかとをしっかりと床につけて、“ひざを曲げよう”とするのではなく、“お尻をちょっと落とす”イメージで行うと重心が安定しやすい。
リズミカルな上下動作をこまめに継続することで、背骨の間にあるクッションが伸縮して、背骨を緩ませて整えてくれ、筋肉も和らぎ、肩こり、腰痛の解消にもなる。さらに体を動かすことで、自然と呼吸が深くなり、より多くの酸素を体内に取り入れることができるようになる。
1分程度の動きだが、掃除や料理などの家事の合間の時間に簡単にできる動作なので、1日に何度も取り入れたい。