ビューティ情報『便秘薬常用で認知症の発症リスク高まる可能性…英最新研究が発表』

2023年4月12日 11:00

便秘薬常用で認知症の発症リスク高まる可能性…英最新研究が発表

便秘薬の使用について、女性なら一度は思い当たる人が少なくないだろう。グラフのように、女性は20代から便秘の人が一定数いて、70代、80代と高齢になるほど、便秘人口が急増している。便秘の改善に、ドラッグストアなどで手軽に入手できる便秘薬を使う人は多い。しかし、日常的な使用や長期服用によって自律神経が乱れたり、血行が悪化するリスクがあるため、薬の選び方や組み合わせには注意が必要だ。

下剤には、浸透圧性下剤、膨張性下剤、大腸刺激性下剤などがあり、それぞれ働きが異なる。各薬剤の役割は次のとおり。浸透圧性下剤は塩や糖を使って腸に水を引き込むことで便を軟らかくするもの。長期的に服用できるメリットがあり、ほかの下剤と併用して使われることが多い。
膨張性下剤は便に水を吸収させて軟らかくして排便を促すもの。大腸刺激性下剤は、腸を刺激することで排便を促すもので、効果は強いものの、連用により効きにくくなったり、多量服用になりやすい。長期間の服用にも注意が必要だ。
今回の研究では、浸透圧性下剤を使っている人、あるいは浸透圧性下剤を含む複数のタイプの下剤を併用している人が、認知症の発症リスクが高くなることがわかっている。

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