ビューティ情報『50歳以上は特に注意…肺炎や脳炎引き起こす「はしか」の恐ろしさ 茨城、東京に次ぎ神戸でも感染確認!』

2023年5月25日 11:00

50歳以上は特に注意…肺炎や脳炎引き起こす「はしか」の恐ろしさ 茨城、東京に次ぎ神戸でも感染確認!

このカタル期の感染力が強いのですが、風邪と同じ症状のため、はしかかどうか見分けがつきません」

特徴的なのは、一度熱が下がった後、再び熱が上がり、発疹期に入ること。

「コプリック斑という、頰粘膜にできる白いぶつぶつが出始めたり、体中に細かい赤い発疹がつながるように広がります。

基本的に薬はないので、対症療法となります。一般的には、風邪薬にも利用される、カロナールといわれるアセトアミノフェンが処方されます」

はしかで怖いのは、約30%の患者が合併症を発症することだ。とくに合併症の半数を占めるのが肺炎だ。

「肺炎は高齢者の場合、死亡することもある病気です。また1千例に0.5人から1人と頻度は低いものの、脳炎の合併症も起こります。ウイルスが脳に入ることで意識障害が起きたり、最悪の場合は死に至ります」

■マスクでは感染を防げない

さらに国立感染症研究所の資料によると、患者10万人に1人に起こる合併症として、亜急性硬化性全脳炎が挙げられている。
はしかに感染して2年から10年で発症する中枢神経疾患で、知能障害や運動障害が進行し、6カ月から9カ月で死亡するという。

「また、要注意なのは妊婦。

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