ペディキュアの下で緑色爪、悪性黒色腫……夏の「足爪の病気」にご用心
肝硬変は肝臓の組織が線維化してしまい、肝機能が低下してしまう病気だが、この病気を発症すると爪に白濁が見られることが多いそうだ。
■爪の病気と異常7
【爪水虫】
原因:水虫を引き起こす白癬菌という、人の皮膚の角質を栄養として生きるカビ(真菌)が爪に感染し発症
症状:白癬菌に感染した爪は白色や黄色に濁って見える。初期は痛みやかゆみなどの自覚症状はない
【緑色爪】
原因:ジェルネイルは爪と皮膚との間に緑膿菌が入り込む可能性が。カンジダなどの真菌に感染した爪も同様
症状:緑色に変色するが痛みはない。緑膿菌という細菌がもつ色素により色がついている状態
【爪周囲疣贅】
原因:ヒトパピローマウイルスが爪と皮膚の間に侵入。ヒトからヒトへ感染する皮膚病
症状:カリフラワー状に爪の周囲にいぼが発生する。爪と皮膚の間に沿うように出現するのが特徴
【スプーン爪】
原因:鉄欠乏性貧血や栄養不足になると、爪が薄くなり反り返りやすい。爪の両端を切りすぎることも原因
症状:貧血によって薄くなった爪の中央がへこみ、先が反り返ってスプーン状に。
爪が青白くなる特徴も
【爪乾癬】
原因:体の免疫バランスに異常が生じ、爪に炎症が起きた状態。