ペディキュアの下で緑色爪、悪性黒色腫……夏の「足爪の病気」にご用心
約2割の尋常性乾癬患者の爪に症状が出る
症状:表面にポツポツと点状のへこみが現れたり、表面がはがれたりし、爪の色が白濁して透明感がなくなる
【黄色爪症候群】
原因:副鼻腔炎や気管支炎など呼吸器疾患にかかると、爪の下のリンパ管が腫れ、爪が黄色くなる
症状:すべての爪が黄色っぽくなり、伸びない。そのほかに下腿から足背にかけての浮腫と胸水の貯留が生じる
【悪性黒色腫】
原因:紫外線や繰り返す炎症などが原因。メラニン細胞もしくはほくろの細胞が悪性化したら、皮膚がんに
症状:爪の縦方向の黒い線が初発症状。線の幅が拡大したり爪のまわりの皮膚に黒くしみ出す
■トラブル回避のため爪の両サイドは残す
足の爪にトラブルが起きると、歩けなくなったり、靴が履けなくなったりして、日常生活に支障をきたすようになる。
トラブルを避けるためには、入浴時に足の指先をよく洗うのは当たり前だが、ペディキュアもつけっぱなしにしないでこまめにケアしよう。
そして、「爪の切り方」もポイントになってくる。
「爪を切るときに切りすぎないようにしましょう。特に両端を短く切りすぎることで、爪が皮膚に食い込む陥入爪が起こりやすくなります。