鍋具材×薬の危険な食べ合わせ ブリしゃぶ×葛根湯で嘔吐の可能性も
葛根湯と合わせることで、そのリスクが高まってしまうおそれがあると考えられます」
ヒスチジンはブリのほかにもサンマやイワシ、マグロなどの赤身魚に含まれているため、マグロとねぎをメインとしたねぎま鍋なども、葛根湯とは合わせないほうが無難だろう。
■ポトフやチーズフォンデュなどの洋風鍋も要注意
【3】胃薬×シチュー
コロナ流行後、はじめての行動制限のない今年の年末年始。例年以上に忘年会や新年会の予定を入れているとなると、ますます胃薬が手放せない。
ところが、市販の胃薬などに含まれる水酸化アルミニウムゲルは、カルシウムやカルシウムが豊富な牛乳との相性が悪いともいわれ、疲労や吐き気、呼吸困難や錯乱などの症状が出る高カルシウム血症などを引き起こす可能性が指摘されているのだ。
「牛乳をたっぷり使用したクリームシチューなどは、アルミニウム製剤を飲んでいる人は避けた方がいいでしょう」
【4】血糖値降下剤×きのこ鍋
きのこは物価高のご時世でも、比較的価格が安定していて、しかも低カロリーで食物繊維が豊富なヘルシー食材。お財布的にも健康的にもやさしいきのこをふんだんに使った鍋を食べたいところだが、血糖値を下げる薬を飲んでいる人は要注意だという。