眼科医の最新研究で判明!失明招く恐習慣「コーヒー飲みすぎで緑内障」の高リスク
たとえば眼精疲労は脳のストレスが原因で起こるのだが、その症状は、頭痛、肩こり、イライラなど、更年期障害にも似ている。ところが、更年期障害だと思って目を放置していると、緑内障など重篤な目の病気に気づかないまま悪化させることもあるのだそう。
「特に近視の人は、緑内障や網脈絡膜萎縮といった視力が欠ける病気のリスクが高く注意が必要です」
視力が落ちているのに、眼鏡を使用しない人も、知らず知らず目に負担をかけていることに気づいていないという。
「目は開いているだけで自動的にピントを合わせようと働きます。なので、ピントが合っていないと目だけでなく脳にも負担がかかっているのです。ところが、『眼鏡をかけると視力が低下する』などと勘違いしてかけないままでいると、さらに視力は低化してしまいます」
今回はよくある間違った習慣を紹介。
【1】テレビ、スマホ視聴はブルーライトの影響で視力が落ちるから、夜は代わりに本を読むのがいい?
テレビやパソコン、スマホの長時間利用は目によくないと考えて、読書に切り替える人がいる。確かにスマホなどのほうが負担は多い。
ただし、本も暗いなかで近くを見続けると、ピント調節をする毛様体筋を酷使する。