40代以上の女性に急増する「腱鞘炎」テーピングの「H貼り」&「手の甲マッサージ」で痛みを軽減!
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体の動きがより激しくなったり、動かす回数が多くなると、腱と腱鞘がこすれあって炎症を起こすようになり、やがて痛みが生じる。
「腕にある腱は指から肘まで1本のコードのようにつながっています。指を動かすと、手の甲から肘まで腱が連動して動いているのがわかるでしょう。このコードが傷んでいる状態が『スマホ肘』(腱鞘炎)です」(高林さん、以下同)
パソコン使用時、キーボードやマウスの操作で手首や指を上下に動かすが、この動きは古来の人間の動きにはない動作だという。
スマホも同様で片手でスマホを持ち、親指でスクロールをしたり、入力するという動作も本来、人間の動作にはないものだ。だから、その動作を繰り返すことで、腱と腱鞘に負担がかかり、腱鞘炎が起きやすくなる。
さらに主婦の場合は、家事をすることでも悪化するのだという。
たとえば、重たいフライパンを片手で持ってそれをお皿に移すときに傾ける、鍋の蓋をつまんで手を返す、雑巾を絞る……といった動作がしにくい、あるいはそうした動作をとると腕に激痛が走るという人は要注意。
「硬いものを切るときに親指や人さし指を包丁の峰にあてて押し切ろうとすると痛い人も同様です。