美味しく美しくなれる間食の新常識!「高カカオチョコレート」は低GI食品であることが判明
糖質の吸収度合いを示すGI値
そもそもGI値とは何か。
人が食事を摂ると食品に含まれる糖質は体内でブドウ糖に分解され、血中に取り込まれることで血糖値が上昇するが、血糖値の上がり方は同じ糖質量の食品でも差がある。
この、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示すものがGI値だ。GI値が低いほど血糖値はおだやかに上昇し、高いほど血糖値が急激に上昇することを示す。現在ではGI値が70以上を高GI、56〜69を中GI、55以下を低GIとしている。
明治がチョコレートのGI値を調査した理由
インターネットでチョコレートのGI値を検索すると、91とされていたり、ある論文では40とされていたりと情報がまちまちだが、これはチョコレートの種類によってGI値が異なることが原因と考えられる。
今回明治は自社のチョコレートのGI値を調査するべく、オーストラリアの大学に試験を委託。高カカオチョコレートと呼ばれる製品「チョコレート効果カカオ72%」のGI値が29、「チョコレート効果カカオ86%」のGI値が18と、いずれも低GI食品であることが判明した。
さらに、チョコレート効果は「一定期間経過後も血糖値が安定している」