痩せやすい体を作るには食事から!代謝を上げる食べものって?
「食事量を減らして、脂っこいお肉は避けて、野菜ばかり食べているのに痩せない」「食事だけでは足りないからと、体を動かすようにしているのに痩せない」…その頑張りが、かえってあなたを痩せにくくしているかもしれません!痩せるために必要な食べもの&食べ方について、管理栄養士の梅原祥太さんに聞きました。
そもそも「代謝」とは?代謝を上げる栄養成分とは
梅原さんは「痩せるために必要なのは、代謝のいい体を作ること」と言います。
「代謝とは、体内にある栄養成分を燃やして、エネルギーとして消費すること。代謝には大きく分けて3つの種類があり、ひとつは『基礎代謝』で、ただ横になっているだけでも行われるエネルギーの消費を指します。次に『活動代謝』があり、これは運動などで体を動かしているときに行われるエネルギー消費のことです。さらに『DIT(食事誘導性体熱産生)』といって、食事を摂ることで行われる代謝もあります」(梅原さん、以下同)
1日のエネルギー消費活動の約6割が基礎代謝、3割が活動代謝で占められているそう。体内のエネルギーを効率よく燃やせる体を作ることが、太りにくい体作りには不可欠ということ!
「そのためには、血流をよくして、しっかりと筋肉をつけることが必要です。