つまり、どんなに安全なものでも大量に接種したら人体に影響を与えるのですが、摂取量を減らすと、ある一定のラインで何も起こらなくなります。この閾値(いきち)を判断して安全性を決める考え方です。
ママの顔にどんな化粧品がどのくらいのっているのかは人によって違いがあるため、一概にいうことはできませんが、例えばサンスクリーンのSPFを測定する方法では1平方cmに2mgを塗って測定することが決まっています。この量は伸びの悪い製品にも対応するために、皮膚にのせる量としてはかなり多めの量になります。このような量を仮定した場合、赤ちゃんの口内に入る化粧品の量は、多めに考えても2mgです。こんなわずかな量であれば、毒性の強いものでない限りは安全といわれています。もちろん、ママが安全に使っている化粧品にはもともと危険なものは使われていないはずなので、赤ちゃんへの影響はママが気にされる必要はないレベルだといえそうです。
間違って舐めても大丈夫な量なのですから、ましてや赤ちゃんの肌に付着する程度であれば、とくに気にする必要もなさそうです。
子育て中ママが化粧品を使用するにあたって注意すること
メイクをしているママの顔を赤ちゃんが舐めてしまったりすることよりも、注意しなければならないことがあります。