管理栄養士が解説する【免疫アップにつながる食生活】 どっちが正解か、わかりますか!?
炒め物イメージ
炒め物で注目!の栄養素
●炒め物にもってこいのβ-カロテン、ビタミンD・E・K
β-カロテンは粘膜強化に役立つ成分。β-カロテンは生で食べると吸収率8%程度ですが、加熱すると吸収率が2倍以上になります。油と相性がよく吸収率は70%までに上昇。β-カロテン豊富なにんじんはぜひ、油いためで食べましょう。
免疫維持に役立つといわれるビタミンD(きくらげ、干し椎茸などに豊富)、血管の酸化などを防ぐことで血行維持をサポートしてくれるビタミンE(卵などに豊富)
●放置すると増える!?ビタミンC
風邪予防のための栄養の代表格であるビタミンC。野菜炒めでよく使われるにんじんにも豊富に含まれていますが、実はにんじんの食べ方にもコツがあります。にんじんは切ってから1~2日置いたほうが、ビタミンCが増加することがわかっているのです。また、上下の先端を切り落としてしまいがちですが、ビタミンC量の順番は、多い順に下の先端約3~4cm部分、上から約2cmの部分、下から約4~6.5cm部分の下部、中央部となっているので、端から端までいただくのがおすすめ。
薬味編
Q:薬味で添えるショウガは生のまま使う?加熱して使う?
A:加熱して使う!ただし、100℃以下で。