最高齢の会員は99歳! アメリカ発の女性専用フィットネス「カーブス」って?
「フィットネス」「ジム」というと、筋肉をつけたり、より美しいプロポーションを保つためにハードな運動に取り組むというイメージがあります。
そんなイメージとは一線を画した運動プログラムで近年、中高年女性の人気を集めているのが女性専用フィットネス「カーブス」。その概要と特徴について、カーブスジャパン広報の片桐朋子さんに聞きました。
――「カーブス」とはどのようなフィットネスなのでしょうか。
もともとはアメリカで1992年に発祥したものです。創始者のゲイリー・ヘブンは13歳のときに母親を40歳で亡くしています。長年母親は高血圧とうつ病、肥満に悩まされていました。
ゲイリーは、「誰かが運動嫌いの母親を外に連れ出していたら生きられたのではないか」という思いから、女性の健康に役立つ仕事を志すようになり、現在のカーブスの運営に行き着きました。
日本では2005年にスタートし、世界でも80カ国以上に広がっています。
――日本ではここ数年で格段に利用者が増えていますね。
中高年の女性が健康のためにトレーニングを始めたくても、安心して通えるフィットネスが今までなかったのかもしれません。カーブスは、入会した方の約80パーセントは運動の経験がない方です。