婦人科検診ってどんなことをするの?はじめての婦人科検診マニュアル
子宮頸部の細胞診と同時にHPV検査も行うこともあります。
医師にしてもらう他、自己採取で検査する方法もあります。自分で膣の中に綿棒を入れて、おりものを採取する方法です。
ただ、自分で綿棒を入れるほうが怖いということであれば、医師に採取してもらいましょう。
また、自宅などで自分で採取した子宮頸部の細胞を郵送し、検査してもらうサービスもあります。
・子宮頸がん
一般的に次のような流れで検査します。病院によって異なる場合があります。
【問診】
↓
【視診】
下着を取って内診台へと向かい、医師が子宮、おりものなどの状態を目で診ていきます。
↓
【内診(触診)】
医師が直接、膣内に指を入れ、腫れ、しこり、その他の異常がないかを確認します。
↓
【細胞診】
クスコという器具を膣に入れて中を広げ、子宮の入り口をブラシで擦って細胞を採取します。
クスコは様々な大きさのものがありますが、一番小さいものだと人差し指くらいです。
性行為の経験がなく不安な方は、受診の際に初めて検診を受けることを伝え、一番細いクスコを使ってもらえるよう、あらかじめ相談しておくといいでしょう。