婦人科検診ってどんなことをするの?はじめての婦人科検診マニュアル
という細長い超音波器具を膣に入れる経膣エコーの検査を受けることがあります。
ただし、膣内に器具を入れることに抵抗があるようであれば、検査の際に「経膣エコーの代わりに腹部エコーかCT/MRIで検査してほしい」と話してみてください。
受診前に問い合わせをしたり、かかりつけのお医者さんに、この点を記載した紹介状を書いてもらったりするのもよいでしょう。
子宮体がんの検査方法と流れ
一般的に次のような流れで検査します。病院によって異なる場合があります。
【問診】
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【視診】
医師が性器周辺、膣内、分泌物のチェックをします。
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【内診(触診)】
子宮や卵巣の状態を、腟から指を入れて調べます。肛門から指を入れ、直腸やその周囲に異常がないかを調べることもあります。
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【細胞診】
子宮口から細い器具を挿入し細胞を採取し、検査します。
分泌物や子宮細胞の検査結果はだいたい一週間後くらいかかります。細胞診でがんが疑われる場合は、さらに精密検査を行います。
子宮頚がんと乳がんは一番早期発見しやすいがんであり、早期発見すれば、命を救うことはもちろん、子宮や乳房を温存する治療法も選択できます。
また、がん以外でも、子宮筋腫や卵巣のう腫などの病気であれば20代でも多く見られることがあります。様々な婦人科の病気を早期に発見するためにも、若いうちから定期的に検診を受けたり、異常を感じたらすぐに受診することが大切です。
怖がらないで、ぜひ検診を受けてくださいね。
wellfyより