実態がよくわからないものを、あれもこれもと同時に飲み合わせると、何か不調が現れたときに原因を突き止めるのが困難になってしまう場合もあります。
ベースサプリメントでも一部の物については飲み合わせの影響についてよくわかっていないか、よくない場合があるものも存在します。また、吸収の経路が同じでお互いの吸収を邪魔し合う成分も存在します。鉄と亜鉛なども吸収を妨げ合うことがあるので摂取バランスを考えるか、タイミングをずらして飲むなどの工夫が必要でしょう。よくわからない場合は、栄養専門の医師に問い合わせることをおすすめします。
処方薬との飲み合わせについて
サプリメントの中には、処方薬と飲み合わせると薬の効果を弱めたり、薬の副作用を強めたりするものがあります。たとえば、抗凝固薬とビタミンKやビタミンE、EPAなどです。この場合、抗凝固薬の作用を弱めたり、強めたりします。
抗うつ薬とセントジョーンズワートなども効果を強めあったり、副作用を出しやすくなります。病気の治療で薬を服用している人は、自己判断でサプリメントを併用せず、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。
その他、注意すべき点
過剰摂取に注意
栄養素の中には、過剰に摂取すると身体に悪影響をおよぼすものもあります。