水溶性なので毎日きちんと摂る必要があるほか、以下のようなときに不足します。
- 食事から十分に摂取できないとき、下痢のとき
- 代謝異常があるとき
- 肝臓や下垂体の病気や糖尿病を患っているとき
- 薬物による影響(抗生物質や精神安定剤、経口避妊薬を連用したときなど)
<ビタミンB2が不足するとどうなる?>
ビタミンB2は成長促進や、肌や粘膜の保護などを担っている栄養素なので、不足すると以下のような症状を引き起こすことがあります。
- 成長障害
- 口角炎や口内炎、舌炎
- 咽喉炎
- 脂漏性皮膚炎 など
ビタミンB6の効果
ビタミンBは別名をピリドキシンといい、タンパク質の分解・合成を助けて、肌や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。アレルギー症状を抑えて免疫機能を維持したり、ホルモンバランスを整えたりする働きもあり、女性には欠かせないビタミンです。
ビタミンB6の摂取量の目安は?
厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量と耐容上限量は以下のとおりです。
18〜29歳男性推奨1.4mg/上限量55mg30〜49歳男性推奨1.4mg/上限量60mg50〜69歳男性推奨1.4mg/上限量55mg70歳以上男性推奨1.4mg/上限量50mg18〜29歳女性推奨1.2mg/上限量45mg30〜49歳女性推奨1.2mg/上限量45mg50〜69歳女性推奨1.2mg/上限量45mg70歳以上女性推奨1.2mg/上限量40mg
※妊婦は上記推奨量に加えて0.2mgを、授乳婦は0.3mgを付加
それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」