しかし、医療機関によっては保険が適応されるケースもあるため、詳しくは各皮膚科に相談するようにしてください。
皮膚科で処方されるビタミン剤の種類
皮膚科では、ニキビやニキビ跡、肌荒れや肝斑(かんぱん)・シミなど、幅広い肌の症状に対して、ビタミン剤が処方されています。ニキビやニキビ跡の治療に処方されるのは、以下のビタミンです。
一つひとつの効果や性質を、詳しく見ていきましょう。
ビタミンB群のビタミン剤とその効果
ビタミンB群は水溶性のビタミンで、B群とはビタミンB1やB2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、ビオチン、葉酸などの総称です。B群は互い助け合って機能し、エネルギーを作り出す代謝の機能を助け、老廃物の排出を促す作用があります。皮膚科で処方されるビタミンB群のビタミン剤には以下のようなものがあります。
<ビタミンB群配合の主なビタミン剤>
ビタノイリンビタミンB2・B6・B12を配合ビフロキシンビタミンB2・B6を配合ノイロビタンビタミンB1・B2・B6・B12を配合
なかでも、ニキビやニキビ跡の治療に役立つのは、ビタミンB2とB6です。