ビューティ情報『【お医者さんに聞いてみよう!】Q:料理中に足にお湯をこぼしてやけどをしました。健康保険の範囲内でレーザー治療はできますか?』

2016年12月18日 13:39

【お医者さんに聞いてみよう!】Q:料理中に足にお湯をこぼしてやけどをしました。健康保険の範囲内でレーザー治療はできますか?

目次

・質問:料理中に足にお湯をこぼしてやけどをしました。健康保険の範囲内でレーザー治療はできますか?
・回答:やけど後のケロイド治療についてお答えします。
【お医者さんに聞いてみよう!】Q:料理中に足にお湯をこぼしてやけどをしました。健康保険の範囲内でレーザー治療はできますか?

質問:料理中に足にお湯をこぼしてやけどをしました。健康保険の範囲内でレーザー治療はできますか?

先日、料理中に、足にお湯をこぼしてやけどをしました。膝の上に5mmくらいのケロイドができてしまい、色が濃く目立ってしまいます。
レーザー治療を考えていますが、健康保険の範囲内で、治療ができるのでしょうか?どの程度まで、目立たなくなるのでしょうか?また、切除術も可能でしょうか?術痕が残ってしまわないか心配です。
東京都:ぴなぴなさん(40)

回答:やけど後のケロイド治療についてお答えします。

――ケロイドの保存的治療について
足にお湯をこぼした部分がケロイドになってしまったということですね。ケロイドに関しては、大きく分けて二通りの治療法があり、「保存的治療」と「手術および放射線治療」と呼ぶことができます。それぞれについてご説明をしていきたいと思います。


保存的治療には、柴苓湯(さいれいとう)という漢方薬やトラニラストと呼ばれる内服薬による治療や、ステロイド軟こうやヘパリン類似物質を含む外用薬を患部に塗ること、ステロイドのテープを貼ること、液体窒素などでケロイド部分を凍結・壊死させる方法、ステロイドの注射をケロイド部分に打つ方法、そしてご相談者さまが考えていらっしゃるというレーザー治療などが含まれます。

レーザー治療に関しては、レーザーの種類などを含めさまざまなやり方があり、一長一短ですので、受診される医療機関で詳しく説明を受けられることをおすすめします。大きさによっては何回かに分けてケロイド部分を縮めていき、ケロイドが平らになってきたら、今度は血管に反応するレーザーを用いて赤みを取る、といった方法がよく行われているようです。レーザーによるケロイド治療は、基本的に保険適用外になり、小さなものであっても数万円程度かかることが多いようで、皮膚科や美容皮膚科、美容形成外科といった科が専門になります。


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