実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「味噌汁のNG食べ方」
かつお節でだしを取る際にもあくが出ます。かつお節を入れ、ひと煮立ちしたタイミングであくを取っておくと、風味豊かなだしが取れますよ。
また、ほうれん草やたけのこなどにはシュウ酸という成分が含まれています。シュウ酸は尿路結石の材料となるため、大量に摂取すると結石ができるリスクが高まるとされています。これらの食材は下茹でして水にさらすことでシュウ酸が流れ出やすくなるとされるため、あらかじめ下茹でしておきましょう。
塩分が気になる人は食べすぎないように
塩分の摂りすぎはむくみや高血圧の要因となることがわかっています。日本人は和食に使われる塩分が多いことや、近年外食の機会が増えたことなどの理由により、世界的にみても塩分摂取量は多めと言われています。
一日の塩分摂取目標量は、成人男性は7.5g未満、女性では6.5g未満とされています。
また、高血圧予防のために推奨されている塩分摂取目標量は1日6g未満です(※1)。ほかの食事による塩分も考慮すると、味噌汁を1日に何杯も飲むことは控えると良いでしょう。
よりおいしくなる味噌汁の作り方
だしにこだわる
だしによって味が変わるのも味噌汁の特徴です。