実は菌が死んでいるかも… ヨーグルト専門家は絶対しない「ヨーグルトのNGな食べ方」
食後血糖値を気にするかたは「ヨーグルトファースト」で食べてみてください。プレーンヨーグルトに塩コショウ、そこに、同じく血糖値上昇抑制効果が期待できるエキストラバージンオリーブオイルをかけて食べるのがおすすめ。オリーブオイルは腸活の助けにもなります。ヨーグルトファーストでも、ジャムやハチミツなど糖を加えてしまうと、血糖値は上昇してしまうのでその点は気をつけましょう。
NG2. 1回の食事でたくさん食べる
乳酸菌は腸内に留まることができないため、1回にたくさん食べればいいというわけではありません。1〜2日に1回など習慣化して、100g以上をメドに食べ続けることが大切です。
NG3. 60℃以上加熱して食べる
最近ではヨーグルトを温めて食べる人や料理にヨーグルトを使う人もいますが、60℃以上加熱すると乳酸菌は死んでしまうので温めすぎはNGです。乳酸菌は20~45℃の間の温度では活発に活動すると言われています。
一方、冷凍した場合は、0℃以下では乳酸菌の活動が休眠状態になるだけで、乳酸菌は死なないため、乳酸菌の働きは期待できます。
ただし、乳酸菌は死んでしまっても、腸内の善玉菌のエサになったり、たんぱく質やカルシウムなどの栄養源であることは変わらないので、習慣にできるよう、さまざまな食べ方をアレンジして楽しみましょう。