紫外線を浴びた日に「やってはいけないスキンケア」【化粧品のプロがNGを解説】
ただし、あまりに肌がヒリヒリするなどの場合は、それ以上塗る必要はありません。肌の状態をよく見て判断しましょう。自信がない場合は皮膚科で診てもらうのが一番です。
NG4.クリームなどを少量、肌にのばして使う
佐藤さんのばすという行為も肌にとって負担になります。また少量だとクッション性が低くなり、摩擦が起きやすくなります。クリームはたっぷりの量を使って、手でやさしくのばし、肌への負担をできるだけ減らしましょう。
NG5.シートパックを使う(肌の状態や肌タイプによる)
佐藤さん紫外線を浴びた後は、特別なケアをしようと考え、シートパックを使うかたもいるでしょう。ただ、シートの繊維が刺激になるかたもいますし、敏感肌だと長時間、成分を与え続けることが刺激になってしまうこともあります。
シートパックで少しでも炎症を起こしたことがあるかたは使うのは控えましょう。
紫外線を多く浴びた日の正しいスキンケア
ーーもし紫外線を多く浴びてしまったと感じたらどうすればいいのでしょうか。正しいスキンケアを教えていただきましょう。
佐藤さんまずは肌を冷やして、炎症によるほてりをとってあげることが大事です。急激な刺激ではなく、水分を入れる前に保冷剤のようなものか、冷水で濡らして固く絞ったタオルを使ってやさしく冷やしてあげるといいですね。