実はNGなんです…【医師が解説】意外と知らない「薬を飲むときの注意点」
NG4:薬なら安全だと信じ込む
医薬品は国の基準に基づいて薬効が承認・認可されたものだから、安全だと考えられがちです。確かに医薬品は国から承認されているものであり、病気からの回復などに役立つ一方で、どんな薬であっても副作用のリスクがあります。副作用が出るかどうかには体質による個人差が大きいです。また、特にアレルギーのある人、複数の薬を飲んでいる人、妊娠中や授乳中の人、高齢者などは副作用が起きやすいとされます。
内服後に悪心や皮疹など、副作用症状がないか注意しておくといいですね。気になる症状が出てきた場合は、すみやかに薬局や処方を受けた医師に相談するようにしましょう。
よくある質問Q&A
Q.薬を飲み忘れた場合はどうすればいいですか?
A.これは非常によくある質問です。薬を飲み忘れた場合、次の服用時間が近ければ、忘れた分を飛ばして次の服用時間に通常の量を飲むようにするのが一般的です。
次の服用時間が遠ければ、思い出したときにすぐに飲むといいでしょう。
ただし、血糖値の上昇を抑えるための薬など、決まったタイミングではない時間に服用することで、副作用のリスクを高めてしまうものもあります。