実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「きゅうりのNG食べ方」
夏に旬を迎えるきゅうりは、一年を通して安価で手に入りやすい食材です。サラダや漬物などによく使っている人もいるでしょう。しかし、きゅうりの食べ方や調理方法には注意が必要なケースもあります。今回は管理栄養士の筆者が、きゅうりのNGな食べ方や、きゅうりに含まれる栄養価について詳しく解説します。
きゅうりに含まれる栄養素
代表的な夏野菜であるきゅうりは、水分が多くカロリーが低い野菜です。きゅうりにどのような栄養素が含まれているかは、あまり知られていないかもしれませんね。きゅうりに含まれている主な栄養素と、それぞれの健康効果について詳しく説明します。
カリウム
きゅうりに多く含まれているカリウムは、体内の水分バランスを調整してくれるミネラルです。
むくみ予防の効果が期待されているため、塩分を多く摂ったときに補給したい栄養素と言えます(※1)。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲン合成を助ける栄養素で、肌の健康のために欠かせません。また、鉄の吸収を助けたり免疫力をアップさせたりとさまざまな役割を持っているとされます(※2)。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いとされるため、きゅうりはなるべく水にさらさず生で食べるとよいでしょう。