実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「鶏肉のNG食べ方」
鶏肉はたんぱく質が豊富な食材としても知られていますが、ほかにも健康に役立つさまざまな栄養素が含まれています。しかし、食べ方や調理法によっては食中毒のリスクが高まったり、健康に悪影響をおよぼしたりする可能性もあるため注意が必要です。今回は管理栄養士の筆者が、鶏肉のNGな食べ方や調理法の注意点、鶏肉に含まれる栄養価について解説します。
鶏肉に含まれる栄養素
たんぱく質
筋肉・皮膚・臓器などの体を作るための材料となり、免疫機能を維持するためにも重要な役割を担うたんぱく質は、健康のために欠かせない栄養素です。また、鶏肉はアミノ酸スコアが高く、体内で効率よく利用されるたんぱく質を豊富に含んでいます(※1)。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝に関わる栄養素です。ビタミンB1が不足すると、エネルギー代謝がうまくいかず疲労の要因となる可能性も。今の季節、夏バテを感じているときには特に意識して摂りたいビタミンの一つです。
亜鉛
亜鉛は味覚を正常に保ち、たんぱく質の代謝や免疫機能の調節にも関わる、健康な体を維持するために大切な栄養素です。亜鉛を効率よく補給するためには、鶏もも肉の活用がおすすめです。