9月でも乾燥する唇…【皮膚科医が答える】リップケアでやりがちなNG行動
唇ケアのNG行動4つ
NG1.唇の日焼け対策を怠る
立川さん唇は突出しているため、顔の中でも紫外線ダメージを受けやすく、特に下唇は直射日光を垂直に浴びるため、影響をより強く受けます。
皮膚と同様、唇も日焼けすると光老化症状が現れ、加齢変化とあわせて赤みが色あせたり、黒ずんだり、シワが増えたり、皮膚腫瘍が発生したりする可能性があります。
NG2.春夏は乾燥しにくいと思い込み、唇の保湿を怠る
立川さん唇は皮膚と比べて角層が薄く皮脂膜を欠いており、外的刺激に対して敏感な部位です。もともと水分が少なく、水分蒸散量が多いため、乾燥しやすく非常に荒れやすいパーツです。
そのため季節を問わず、常に荒れやすいことから保湿をして保護することが大切です。唇荒れの症状としては乾燥によるかさつきが生じ、さらに悪化すると亀裂(きれつ)や赤み、痛み、かゆみなどさまざまな症状が現れます。NG3.落ちにくい口紅を強く拭き取る
立川さん強い力による摩擦は唇への刺激となり、ダメージの原因になります。落ちにくい口紅は、専用のクレンジング剤をコットンに含ませて唇に当て、やさしく軽くふき取って落としましょう。
固いリップクリームをしっかり塗ろうとして、ぐりぐり力こめて塗るのも同様にNGです。