実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「ブロッコリーのNG食べ方」
ブロッコリーは栄養素が豊富な食材ですが、調理方法や食べ方によっては栄養素を効率よく摂取できない可能性があります。今回は管理栄養士の筆者が、ブロッコリーのNGな食べ方や調理方法、ブロッコリーに含まれる栄養素について詳しく解説します。正しい方法でブロッコリーの栄養素を効果的に摂取しましょう。
ブロッコリーに含まれる栄養素
ブロッコリーにはビタミン・ミネラル・食物繊維など、体にうれしいさまざまな栄養素が含まれているため、栄養価の高い食材といえるでしょう。ブロッコリーに含まれている主な栄養素と、それぞれに期待される健康効果について解説します。
ビタミンC
ブロッコリーには野菜の中でも多くのビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠であり、皮膚や粘膜の健康のためにも欠かせません。またビタミンCには抗酸化作用があり、老化や免疫機能低下の要因となる活性酸素の働きを抑えるなど、さまざまな役割を持っています(※1)。
カリウム
カリウムは、むくみ解消のために重要な働きをしてくれるミネラルです。ナトリウムを体の外に排出し、体内の水分バランスを調整してくれます。血圧が気になる方は、高血圧の要因となる塩分を多く摂ったときに補給したい栄養素です(※2)。