アラームなしで起きられるって本当? 眠りのプロが教える「スッキリ起床」簡単なコツ
「6時間で起きてしまったから再度眠らなきゃ」と、もう一度就寝し、睡眠時間を長く確保する方もおられますが、もしかしたらその方にとっては6時間がベストであることも少なくありません。むしろ、二度寝することで寝起きが悪くなることもあります。日中のパフォーマンスや日中の眠気などを考えながら、自分に最適な睡眠時間を探ってみましょう。
最も目覚めが良いのは、自然覚醒
もっとも良い目覚めを得られるのは、アラームの音や光でもなく、人の声でもなく、自然に目が覚めること。睡眠は、先述の通り、寝始めは深い眠りが多いですが、深くなったり浅くなったりを繰り返しながら、朝方は浅いノンレム睡眠とレム睡眠が多くなります。そして、深部体温や血圧が上昇していき、自然な目覚めが得られます。
そのためには、アラーム時計で起きるのが当たり前、にするのではなく、アラーム時計は遅刻しないための最後の砦くらいに考えておいて、これ以上遅く起きたら遅刻してしまうという時刻に設定するのが良いでしょう。
または、最適な睡眠時間を定めたら、そのプラス10分を睡眠時間として、アラームをセットしておけば、アラーム音がなる前に起きることも可能になります。