アラームなしで起きられるって本当? 眠りのプロが教える「スッキリ起床」簡単なコツ
休日を利用して、自分は本来何時間睡眠時間が必要なのかを調べておくのも良いでしょう。
睡眠の質を高めることももちろん大事
睡眠時間だけでなく、朝の熟睡感をつくるには、夜の睡眠の質を高めることが大切です。具体的には、極力早く、寝入り後に、深いノンレム睡眠を出現させることですが、そのためには、深部体温をしっかりと低下させて、手足などの末端を暖かくすること、そして自律神経の副交感神経をしっかり優位な状態で眠りにつく必要があります。
そのためにぜひ行っていただきたいのは、2つ。お風呂と寝る前のケアです。
1.お風呂
日中の活動量が少なかったり、月経前で高温期であったり、寝る前にストレス等で手足が冷たい状態であれば、深部体温がうまく低下していきません。そんなときは、お風呂にしっかり浸かって、一時的に深部体温を上昇させることが大切です。
入浴後はその反動で深部体温がしっかりと低下するので、そのタイミングでお休みすると、眠りの質がぐっと上がります。
お風呂の水温は40度、時間は15分。汗をかかなければプラス5分浸かってみてください。先に洗髪をして頭皮の血流をよくしてからお湯に浸かることで、さらに温熱作用が高まります。