お弁当は常温で放置しないで!「食中毒を起こさないために気をつけるべきこと」9選【管理栄養士監修】
しかし、食中毒を起こす可能性はゼロではありません。以下のポイントに気を付けましょう。
常温で放置しない
食中毒の原因となる細菌は、常温で放置しておくと増えやすい特徴があります。特に夏場の温度や湿度は細菌にとって快適である場合が多いのです(※1)。
そのため、コンビニで買った要冷蔵の食品やお弁当・サンドイッチなどは、購入後に常温で放置せず、冷蔵庫で保管して早めに食べましょう。
生ものは避けるか早めに食べる
生野菜やお刺身、生卵など加熱が十分にされていない食品は食中毒菌が増えやすいと考えられるため、できるだけ避けるか早めに食べるようにしましょう(※2)。
自宅で加熱ができる食べ物の場合は、再加熱することも一つの方法です。
食べかけの食品に注意
食べかけのものを再度食べるときや、だれかとシェアしながら食事をしている場合は、食中毒菌が増えやすいため注意が必要です。
食べかけのものは可能であれば再加熱したり、あらかじめ別の容器に食べる分だけ取り分けたりしておきましょう。シェアするときにはなるべく取り箸を使い、直箸は避けるようにすることで食中毒予防につながります。
作り置きで食中毒予防のために気を付けるポイント
作り置きのおかずを作るときにも、食中毒を予防するためにいくつか注意したいポイントがあります。