お弁当は常温で放置しないで!「食中毒を起こさないために気をつけるべきこと」9選【管理栄養士監修】
食材の買い物や保存状態に注意
生の肉や魚・卵などを買う時にはなるべく新鮮なものを選び、保冷材などを使って持ち帰りましょう。帰宅後は早めに冷蔵庫に入れておきます。
肉や魚はビニール袋や容器に入れて保存し、ほかの食品に肉汁などが付着しないようにしましょう(※2)。
調理器具は衛生的に
調理前は必ずせっけんで手をよく洗い、生の肉や魚・卵を触った後も必ず洗ってください。
また生の肉や魚を切ったまな板や包丁は、よく洗って熱湯消毒をした後にほかの食品に使いましょう(※2)。できれば包丁やまな板は肉用・魚用・野菜用と分けておくと安心です。
中まで加熱する
加熱調理をするときには、中までしっかり加熱することで食中毒菌を殺菌できます。中心部の温度が75℃、1分以上の加熱をすることが目安です(※2)。
水分をなるべく残さない
細菌が繁殖しやすい原因の一つに、水分が多い環境であることも挙げられるようです。加熱調理ができるものであれば、焼く、炒める、揚げる、炒り煮などの調理をして、できる限り水分を飛ばしておくとよいでしょう。
完成した料理は冷まして保存
作り置きする場合には、調理後の料理は粗熱をとってから冷蔵庫にいれましょう。