“老け見え”は体の内側からも生まれる! 管理栄養士が教える「体の酸化を防ぐ食べ物」
老化の原因には生活習慣やストレスなども関係していますが、近年「体の酸化」が注目されています。酸化を抑えるためには、どのような栄養素を摂ると良いのでしょうか?今回は管理栄養士である筆者が、老化予防が期待できる「抗酸化作用」を持つ食べ物をご紹介します。
老化予防が期待できる「抗酸化作用」とは
私たちが生きていく上で欠かせない呼吸。呼吸で取り込んだ酸素のうち数%が、体内で「活性酸素」に変化すると考えられています。活性酸素は常に体内で発生し、体を酸化させてしまうのです。過剰になると、がんや生活習慣病をもたらす原因となることも。
また、紫外線やタバコ、過度な運動、心と体のストレス、酸化された物質を摂ることなどの外的な要因によっても酸化ストレスは起こります(※1)。
そんな活性酸素を抑える働きが「抗酸化作用」。
老化を早めるのを防ぐことが期待されています。
私たちの体には、もともと抗酸化機能が備わっているのですが、成人して年齢を重ねていくと抗酸化機能は徐々に低下してしまいます。
私たちが日ごろ食べている食べ物の中にも、抗酸化物質とよばれる栄養素が含まれているものが存在しているので、抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂ることで、体の内側から“老け見え対策”ができるでしょう。