“年間33億着”もの服が捨てられる…「エアークローゼット」がファッションのために取り組むこと
文/Chiaki
月額性ファッションレンタルサービス『airCloset』を運営する株式会社エアークローゼットは、洋服の無駄な廃棄を減らし、リユース・リサイクルをする“サーキュラーファッション”への取り組みを強化することを発表しました。
サステナブルやエコへの関心が高まる中、日本のファッション業界では衣服の年間廃棄量が約33億着、さらにそのうち約8割が焼却・埋め立て処分されており、一度も着られないまま処分されてしまうことも少なくありません。
エアークローゼットでは、この現状を変えるために、ファッション業界において廃棄物を出さないように資源を循環させる“サーキュラーファッション”への取り組みを強化。まずは『airCloset』を軸に取り組み、ゆくゆくはファッション業界全体での洋服の循環を目指しています。
基盤になるのは“物流”
『airCloset』は、自分好みのファッションや体形、着ていく場所などに合わせてプロのスタイリストがコーディネートした服をレンタルできるサービスです。洋服を返却した後は検品やクリーニングなどのメンテナンスが行われ、また新たな利用者へと循環されます。
エアークローゼットでは、このシェアリングこそ“サーキュラーファッション”を実現させるための基盤であり、それぞれの洋服がきちんと着られる機会を増やすことが、無駄な廃棄を防ぐ“循環型の持続可能な仕組み”であるとしています。