春こそ腸活!【管理栄養士監修】体調を整える「春の食事法」
を意識して食生活を見直すと良いでしょう(※1)。
花粉症がつらい人におすすめ! 腸内環境を整えるための食事とは
善玉菌を食事で補う
「乳酸菌」や「ビフィズス菌」という名前を聞いたことがある人も多いでしょう。これらは腸に存在する腸内細菌のなかでも、健康を維持するために良い作用をもたらしてくれる「善玉菌」に分類されます。生きた善玉菌が含まれる食材を摂ることで、腸内の善玉菌を増やすことが期待できるとされています。
善玉菌を含む食品で代表的なものが、ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆やみそなどの発酵食品です。善玉菌は毎日摂取することが望ましいとされているため、意識的に摂ると良いでしょう(※2)。
善玉菌のエサとなる食材を摂る
善玉菌を増やすためには、エサとなる成分を食べ物から摂取することも大切です。善玉菌を増やす働きがある食品成分には、食物繊維やオリゴ糖などがあります(※2)。
食物繊維を多く含む食べ物として挙げられるのが大豆製品・野菜・果物・きのこ・海藻などです。また、主食を玄米や麦ごはん、全粒小麦パンなどに置き換えると効率よく食物繊維を摂取できます(※3)。
一方、オリゴ糖は大豆・玉ねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどに多く含まれています。