一気に傷みやすくなります! 管理栄養士が教える「梅雨時期のNGお弁当」
お弁当には水分の多い食品を避け、加熱した食品は冷ましてから詰めることを心掛けましょう(※2)。
梅雨の時期に傷みやすいおかず
お弁当による食中毒を予防するためには、傷みやすい食品を避けることも大切です。そこで、お弁当には避けたいNG食品を紹介します。
炊き込みご飯
炊き込みご飯や混ぜご飯には、鶏肉や野菜、たまごなどさまざま食材が入っています。食中毒菌が増えやすく、白米よりも傷みやすいため、お弁当に詰めるのは避けたほうがいいでしょう。ごはんに味をつけたい場合は、直前に味をつけられるように、ふりかけを持っていくのがおすすめです。
また、梅干しをごはんに混ぜることで、殺菌効果が期待できます。日の丸弁当のようにご飯の上に丸ごと置くよりも、梅干しを細かく刻んでごはんに混ぜ込むとよいでしょう。
ゆでたまご
たまごは、食中毒の要因となるサルモネラ菌が付着している可能性があります。サルモネラ菌は熱に弱いため、しっかりと加熱することが大切です。ゆでたまごの場合、半熟状態では食中毒のリスクが高まります。しっかりと中まで火が通っているか確認しましょう(※3)。
煮物
煮物は汁気が多いため、水分を好む食中毒菌が増える要因となりやすい食品です。