一気に傷みやすくなります! 管理栄養士が教える「梅雨時期のNGお弁当」
特にじゃがいもや里芋など、でんぷんが多い食品は傷みやすく、夏場のお弁当には適しません。
お弁当に煮物を入れる場合は、詰める前にできるだけ汁気を切り、鰹節やとろろ昆布などを一緒に入れて汁気を吸わせるとよいでしょう。
生野菜
生野菜はもともと水分を多く含む上、お弁当を持ち歩くうちに水分が出てきてしまい、食中毒菌が増える環境になりやすいです。野菜をお弁当に入れたい場合は、茹でて水気を切ったものがおすすめです。マヨネーズやドレッシングで和えると水分が出て傷みやすくなるので、食べる直前にかけましょう。
また、お弁当によく使われるミニトマトは、ヘタの部分に菌が付きやすいため注意が必要です。ヘタを取ってよく洗い、水気を切ってからお弁当に入れてください。
なお、生野菜を持っていきたい場合には、別容器に入れて保冷剤で冷やしておくとよいでしょう。
ハムなどの加工食品
ハムやソーセージ・ちくわなどの加工食品は、味が付いているので使い勝手がよく、お弁当に使う人も多いのではないでしょうか。しかし、これらは冷蔵保存が基本のため、そのまま常温で持ち歩くと傷みやすくなります。お弁当に入れる際は、必ず加熱しましょう。