月経痛が酷くなるかも…【婦人科医が解説】月経中に避けたい「NG食事」
甘いものやスイーツは肥満や脂肪肝の原因にもなるため気をつけましょう。
2.加工食品
缶詰食品や、ソーセージ・ビーフジャーキー・ベーコンなどの高度に加工された肉や加工食品は、お腹が張ったり、むくみが悪化したりする場合があります。これらの食品は、保存性を高める目的で塩分が多めに含まれる傾向があるため、月経中のむくみが気になる方は気をつけるといいでしょう。
また、サラダ油やごま油の他、揚げ物系の加工食品によく含まれるオメガ-6系の脂肪酸は、炎症を強める働きにより月経痛を悪化させる可能性があります。そのため、脂質を摂取する際には、サラダ油ではなくオリーブオイルやMCTオイルなどを選ぶのがおすすめです。
また、オメガ-3系の脂肪酸は魚の油としてよく含まれており、鯖や鮭のほか、イクラやタラコなどの魚卵にもよく含まれています。オメガ-6系とは反対に抗炎症作用があるといわれているので、月経中はぜひ積極的に摂りたいですね。
3.アルコール
月経中は、出血があるために血圧が下がりやすくなっています。
アルコールを摂取すると血管が開くことでさらに血圧が下がり、だるさの悪化や出血量の増加を招くおそれがあるため、月経中はアルコール飲料の摂取を控えるのが安心でしょう。