月経痛が酷くなるかも…【婦人科医が解説】月経中に避けたい「NG食事」
4.辛い食べ物
辛い料理を食べると、おならが出やすくなったりお腹が張ったりと、月経中の症状に加えてさらなる不調が引き起こされるケースも。 月経中はできるだけ辛い食べ物は避けるのがベターかもしれません。どうしても辛い食べ物をやめられない場合は、新鮮な唐辛子などを選んでみるのも良いでしょう。
月経前後に摂るべき食材
毎月の痛みや不快感を乗り切るためにも、月経前後には、ビタミン・ミネラル・水分・たんぱく質・鉄分・繊維質などの栄養素が豊富に含まれる食品を積極的に摂りたいところ。消化を助け、月経中に失われたものを取り戻すには、たくさんの果物や野菜を含み、食物繊維の多い食事を選ぶのがポイントです。
また、野菜を調理するときは、低温から中温で調理するようにしましょう。高温にするとビタミンが失われやすくなります。バターや油の使用をできるだけ控える代わりに、グリル・ロースト・蒸すなどの調理法を選び、ビタミンをしっかり摂っていきたいですね。
さらに、月経の出血で失われるミネラルを補うために、鉄分をはじめとして、メンタルの安定に大切なカルシウムやマグネシウムを摂ることも大切です。鉄分が摂れる食品というとレバーが有名ですが、ほかにも牛肉や赤貝、砂肝でもOK。