薬の飲み方「食間」っていつ? 間違えたらどうなる?【薬剤師に聞く】実は知らない「薬の正しい飲みかた」
もし食事を摂るのが難しい時は、多めの水で飲むようにしてください。
薬は一般的に食後服用の指示であることが多いかと思いますが、効果向上の理由のほかに、食後が一番飲み忘れが少ないからということもあります。なので、必ずしも食後でなくても大丈夫な場合もあります。仕事の都合や生活スタイルなどで食後に飲むことが難しい時は、薬剤師に相談してみてくださいね!
食間に飲む薬について
食前と似たような服用タイミングで食間があります。ときどき食事をとっている間に飲むことだと思われているかたがいらっしゃいますが、そうではなく、食事のあと2〜3時間後、食事と食事の間に飲むのが正しい飲みかたです。
胃に食べ物がないほうが効果が高い場合に指示されることが多く、漢方や胃の粘膜を保護したり修復する効果のある薬が代表的です。
食前と食間は、つまるところどちらも空腹時に飲む、ということです。しかし、食前に飲むよう指示される薬は食前ではないと薬の効果が出にくい、また食後では副作用が出てしまうということが考慮されている場合があります。
安易にお腹がすいているならどっちでもいいのでは?と飲みかたを変えることはしないようにしましょう。