「体にいいと思って…」が逆効果!【薬剤師に聞く】花粉アレルギーを悪化させるNG食材
脂肪を構成する成分のひとつである脂肪酸にはいくつか種類があり、その中でも植物油を使う洋菓子や菓子パン、マーガリンやマヨネーズに含まれることが多いトランス脂肪酸は、摂りすぎるとアレルギー疾患になりやすいと言われています。
食品を買う際は、商品についている成分表示を見て、トランス脂肪酸が含まれがちな「ファットスプレッド」「ショートニング」「食用植物油」「加工油脂」といったものを注意して選んでみてはいかがでしょうか。
トマト
スギ花粉に対してアレルギーのある方は、トマトにも注意が必要です。トマトとスギに含まれているアレルゲンの構造が似ているため、トマトを食べすぎるとアレルギー症状が酷くなったり、口の中がピリピリしたりすることがあります。熱を加えることで影響は少なくなると思われますが、あまり大量に摂ることは控えるようにしましょう。
アルコール
アルコールを体内で分解する時に、アセトアルデヒドという成分が作られます。この成分はアレルギーを引き起こす原因であるヒスタミンを放出する働きがあります。また、アルコールにより血管が拡張すると目の充血や涙が出やすくなるといった影響があるため、花粉症状が酷い期間の飲酒は控えめにしましょう!
薬プラスアルファで花粉症状を抑えよう!
国民病ともいわれる花粉症ですが、一度なってしまうとなかなか完治するのが難しいと言われています。