2021年12月17日 11:30
抗ウイルス作用のVBに新展開 VBの主成分による皮膚に対する抗老化作用を確認
予めVB添加(前処理)した方が回復能力が強い傾向にあった。また、エラスチン生成量は酸化ストレスにより 56%に抑制されたが、予めVBを添加した前処理では、VB2、VB3ともに著しい回復を見せ、濃度によってはコントロール以上に有意に高い生成量を示す結果となった。尚、後処理では有意な変化はみられなかった。
ヒアルロン酸及びエラスチンの抑制回復効果(図6)
図7:酸化ストレスと抗酸化作用とのバランスの重要性
(a)ストレスがない通常の環境下において、VB化合物(VB2/VB3)を添加しても、細胞内に変化はなく、抗酸化物質作用と活性酸素とのバランスが保たれている。
(b)AGEやH2O2が付加され細胞内のROSが蓄積すると、酸化ストレス状態となり、細胞内のバランスが崩れ、様々な疾患の原因となる。
(c)AGEやH2O2が付加され細胞内のROSが蓄積し、酸化ストレス状態の時にVBを添加すると、VB2、VB3は抗酸化物質の産出を増加させたり、ストレスに対する細胞反応を強くするなど、細胞内のバランスを保つよう抗酸化物質の効果をサポートする。
酸化ストレスと抗酸化作用とのバランス(図7)
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