NTTデータ経営研究所が「ウィズコロナ時代における、働く人のストレス解消方法とメンタルヘルステックの活用可能性に関する調査」を実施
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(図5)メンタルヘルステックに対する認知・関心・利用状況(年代別) (N=1,130)
【今後について】
本調査を元に、コロナのまん延以降、ストレスが増加しただけではなく、それによって自身のメンタルヘルスへの関心が高まっていることが明らかとなりました。さらに、主観的に有効だと感じるストレス解消方法やメンタルケアの方法については年代別に差があり、特に20~30代といった若い世代においてメンタルヘルステックのニーズが高まっていることが示唆されました。
20~30代の場合、いわゆる「メンタルヘルス」や専門的な相談への抵抗感が強いことが見受けられますが、一方で、メンタルヘルステックへの関心は強いことが分かりました。利用法としては、現在のストレス状態を把握したり、よりストレス耐性を強化したりすることへのニーズが強く、初めから本格的なメンタルケアを行うのではなく、日頃からライトに自身のメンタル状態を把握したり、メンタルケアを行うことができたりするようなメンタルヘルステックが適しているのではないかと考えられます。実際に、24時間365日いつでもオンラインカウンセリングが可能なサービスや、アプリ内でうつ等に効果的な心理療法を受けることができるサービスも出てきています。