ビューティ情報『グアーガム分解物のセカンドミール効果 朝・昼の摂取で夕食時の食後血糖値の上昇を抑制 第10回日本時間栄養学会学術大会で発表 ~東京工業大学・広島大学・太陽化学らによる研究グループが検証~』

2023年8月17日 10:00

グアーガム分解物のセカンドミール効果 朝・昼の摂取で夕食時の食後血糖値の上昇を抑制 第10回日本時間栄養学会学術大会で発表 ~東京工業大学・広島大学・太陽化学らによる研究グループが検証~

問題になりやすい夕食の食後高血糖のコントロールにPHGGが活用できる可能性が考えられます。PHGGは、腸内細菌叢による短鎖脂肪酸※5産生促進、糖の吸収抑制などの機序で血糖値上昇を抑制させる可能性が示されています。これらの作用は、摂取数時間後におこるため、この作用時間の差異が朝食・昼食時の摂取で夕食時の血糖値上昇抑制がみられた理由だと考えられます。今後は個人差も含め、詳細なメカニズムを明らかにするため、研究を継続して参ります。

■用語説明
※1 グアーガム分解物
インド・パキスタン地方に生育するグァー豆の種子に含まれる高分子食物繊維グアーガムを分解した水溶性食物繊維。グァー豆の食物繊維やグア豆食物繊維とも呼ばれる。善玉菌の餌になりやすく、優れた腸内環境改善作用を有する。

※2 ダブルブラインド・クロスオーバー試験
被験者、評価者の両方が、被験者がどの群に割りつけられているかを知らない状態で、被験者を異なる群に割りつけ、各群に試験食品かプラセボ(見た目や味などは試験食品と区別がつかないが、機能性成分を含まないコントロール食品)を一定期間摂取させた後、休止期間を経て、もう一方の食品を摂取させ、試験食品の有効性や安全性を比較する試験。

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