ビューティ情報『グアーガム分解物のセカンドミール効果 朝・昼の摂取で夕食時の食後血糖値の上昇を抑制 第10回日本時間栄養学会学術大会で発表 ~東京工業大学・広島大学・太陽化学らによる研究グループが検証~』

グアーガム分解物のセカンドミール効果 朝・昼の摂取で夕食時の食後血糖値の上昇を抑制 第10回日本時間栄養学会学術大会で発表 ~東京工業大学・広島大学・太陽化学らによる研究グループが検証~

2. 研究方法について
健常若年男性9名を対象として、PHGGを摂取する試行(PHGG試行)、プラセボを摂取する試行(プラセボ試行)の2試行を行うダブルブラインド・クロスオーバー試験※2を実施しました。対象者には朝食時、昼食時に規定食とともにPHGGあるいはプラセボをそれぞれ5gずつ、夕食時には規定食のみを摂取させました。持続型血糖測定器※3を用いて朝食、昼食、夕食時それぞれの食前、食後30分、60分、90分、120分の血糖値を測定しました。また、各食後における曲線下面積(AUC)※4ならびに最大値を算出し、群間比較を実施しました。

3. 主な研究結果について
グルコース濃度、AUCならびに最大値について、朝食時ならびに昼食時の全てのタイムポイントで、両試行に有意差は認められませんでしたが、夕食時において、プラセボ試行と比較してPHGG試行では食後60分後の血糖値が有意に低く抑えられ、また、血糖値の最大値も低く抑えられる傾向が認められました。

4. 考察と今後の展望
本研究では、朝および昼にPHGGを摂取することで、夕食時の食後血糖値の上昇が抑制されるという、セカンドミール効果が明らかになりました。

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